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須田国太郎展

近代の展覧会。
須田国太郎の1930〜40年代の風景画がとても好きで、できることなら(できないけど)家に持ち帰りたい絵です。こう思うのは稀かもしれない。
近付いたときと、遠のいたときと、さらに30メートルくらい離れてから見るともなしに振り返り目に入ったときと、見え方が違ってでもどこにいても素晴らしくて、タッチから風景が立体になる瞬間などはもう息をのむ美しさだと思います。後年も面白いけど、この風景を知らなかったらこんなに好きにはならなかった。40代程の若い頃だからか模索する筆に心の揺れが混じってる。わたしはそれを見たいんだなあと思いました。
すでに行かれた方も多いかと思いますが、須田国太郎展は終了間近の三月五日まで。国立近代美術館にて。
by nemotyucac | 2006-03-02 18:08 | thinking

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